 インフルエンザ奮闘記
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2013年2月14日。世の中はバレンタインデーで賑わっている中
自分の体の中はインフルエンザが賑わっていました。
そんな謎の奮闘記。
■ 2013年2月14日 夕方〜夜
この時から、頭痛がした。けれどいつもの事だよなーと思いつついつもの「よく効く頭痛薬」
を飲んで早めに就寝。本来ならノイタミナを見て寝るところなのだが仕方ない。録画した。
そんな中、布団に入ったら今度は寒気までし始めた。「あ、これは風邪が来た」と悟った瞬間である。
早めに眠ってしまおうとウトウトと夢に入るが、その夢がまた変なものだった。
永遠の回り続ける何か、そこから生産される何か。そしてそれを永遠と見続けている自分。
ぐるりぐるりと何かが永遠に回り始め、目が覚めたときは深夜の3時だった。
そして次に目を瞑ってもまた何か君の悪い夢、そして目を覚まして3時30分。
そんなんであまり寝付けないまま次の日を迎える。
■ 2013年2月15日
次の日の朝、母親に症状を伝え病院へ。そこで温度計を渡されて初めて熱を測る。
「へへん。38度位だろ」と思っていたがこれがまさかのフラグ。「39.6度」と言う
高記録をたたき出す。看護師からマスクを渡され、待合室から隔離された自分は
外で順番を待つこととする。もちろん、外も暖房は効いていた。
そんなんで自分の番が呼ばれ、医者とご対面。医者はスラスラとペンを進め
聴診器で心臓の鼓動を聞きながら、「じゃあ、検査してみましょう」と
すらっと奥の部屋に誘導させられる。そして看護師が長い綿棒を鼻の穴にシュー！
インフルにかかったのは2度目なのでわかってはいたけどやっぱり慣れそうに無い。
そして検査を待つこと10分。「診断結果出ました」と再び診察室に呼ばれると
「うん。インフルエンザのA型だね」っと。
そこで何かがガクッと落ちたような気がした。これからの事とか、とにかくいろいろ。
薬はリレンザって言う吸入の薬と、カロナール。リレンザは帰ってすぐに服用。
倦怠感と頭痛は増してきている。
■ 2013年2月15日 夜
この日の夜はとんでもなく辛いものだった。
寝ようにも頭痛が眠気を阻害し、目を瞑ろうものなら目の奥からぐっと痛みが走る。
鼻水はダラダラと零れ落ち、布団をかぶっているのに寒気が走る。
寝付けに寝付けなくて、多分この日は2時間位しか寝ていなかっただろう。
頭の中ではずっと『AMNESIA』のEDの「Recall anything to my mind」のフレーズが鳴り響いていた。
何度も何度も寝返りを打っても変わらない状況。多分人生で一番時間が経つのが遅かった気がする。
氷枕をしているのに寒気が走るという謎の状況だった。
ちなみにこの一夜で500mlのペットボトルを全て飲み干してしまったらしい。
■ 2013年2月16日
相変わらず状況は変わらないまま。リレンザとカロナールで騙し騙し。
熱はついに40度オーバーになる。そりゃ、辛いわけだ。
だるかったのでずっと布団に転がっていた。寒気がした。
この日の夕食は母親がお粥を作ってくれた。初めてお粥というものが美味しかった。
■ 2013年2月16日 夜
この日の夜は「また違った苦しみ」が襲う。そう、「空腹」だ。
夕食はお粥で少し残してしまったが、「おなかが空くのに食べられない」という状況だった。
いっぱい食べてしまえば多分リバースしてしまうだろう。そんな予感がしたからだ。
ただ、こんな状況を打破してくれる強い味方がいた。
「じゃがりこ」
寝る前に少し空腹の兆しがあった自分は、ベットにじゃがりこを常備してあったのだ。
だるい体を起こし、じゃがりこを2、3本つまむ。それだけでお腹が満たされた気がした。
それだけでも相変わらず寝つけはしなかった。今回は『イクシオンサーガDT』の
「DT音頭」が頭をぐるぐると駆け巡る。
巡り巡って目が覚めても20分しか過ぎていない。そんなことは多々あった。
ともかく、全てが全て辛かった記憶だ。
■ 2013年2月17日
ここに来て状況は大きく好転する。昼下がり、すっと寝付けたのだ。
そして次に目を覚ますとそこにはシャツにしみこむ大量の汗が。
汗をかくことは重要って何かの本に書いてあったからこれでも十分な進展だった。
それに連動したのか、昨日一昨日のような辛さはかなり軽減され
食欲も戻ってきたような気がした。ただ、相変わらず倦怠感は残る。
この日の夜は良く眠れた気がした。
■ 2013年2月18日
外出禁止生活最終日。5日分のリレンザも終わり、体調もかなり良くなった。
頭痛、寒気は収まり、倦怠感、と言うかずっとベットで寝ていたせいからか
体が慣れていない、といった感じだった。
次の日は仕事だし、ゆっくりと静養と取った。
走り書きっぽくなってしまったが、こんな感じ。もうインフルはやりたくないです。
来年からはしっかりと予防注射と打っておこうと思います。
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